興味深いパラダイムに対する考えを積み重ねる場にしたいです.


by patyakatya
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カテゴリ:偶然と必然( 3 )

忍石の模様

鉱物科学研究所のセールで忍石を買いました.忍石の模様は,枝分かれ&前進という形態生成の手法が,植物の世界だけじゃなくてもっと一般的に存在する良い証拠です.
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c0049752_085092.jpg


ところで,枝分かれ&前進というルールの具体例として,ロボットの行動生成などに利用されている(らしい)Rapidly-exploring Random Treesが思いつきます.このアルゴリズムのうち,形態生成に関係する部分は,

0.空間上の任意の1点を樹のノードとみなす
--以下反復処理--
1.空間上から別の任意の点Aを選ぶ
2.点Aから一番近いノードを選び,そのノードから点Aの方向に一定長の枝を伸ばす
3.枝の先端を新たなノードとみなす.
--ここまでを反復処理--

というものだったと思います.昔実装したんですが,これ,こんな簡単なアルゴリズムなのに結構カッコいい形を創ってくれるんです.たぶんアルゴリズムにおける偶然と必然のバランスが良いのだろう.樹というよりかは脳神経系みたいな形になっていましたが,枝が伸びる方向に制約条件を課せばより樹木っぽい形になるんだと思っています.
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by patyakatya | 2006-03-18 00:42 | 偶然と必然
世の中のいろんなものをネットワークとして捉えると,そのネットワークの構成要素の意味が違って見えてくる.例えばpatyakatyaという記号をmixiに委ねてみればそこには”Aさんの友達”という意味が知覚できるし,またamazonに身をゆだねればナントカという本がお勧めだということがわかる.これらの意味は当然,patyakatyaという記号が他の記号と独立して存在していたらアフォードされてはこない.amazonやmixiのネットワークには他にも色々な構成要素があって,それらがある種の繋がりを持つからこそ意味が見えてくるわけだ.意味を構成するという観点から見れば,ネットワークの多数の構成要素達は文脈あるいはモノの見方のようなものであって,だからつまりネットワークを創るという事はモノの見方を作るということに結構近い.
folksonomy(直訳は「皆で分類する」だけど,皆でタグ付けしてネットワークを創ることって捉えるのが一般的だと思う)の威力はそうやって"モノの見方"をユーザが作り,そして"表現できる"というところにもあって,これから僕もどんどんそういう方向に世の中を変えて行きたいなと思っている.モノの見方の表現と共有(自分のモノの見方を他人にわかってもらいたいという願望は大多数の人にあると思う)がもっとフローな状態の中でみんなができるような,そんな世の中にしていこう.
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by patyakatya | 2006-03-09 23:20 | 偶然と必然

列について

このあいだスノボのついでに会津若松に寄って観光してきました.会津若松には会津藩の大きな武家屋敷が復元してあり,そこを簡単に見て回ったのですが,ぐずついた天気だったため武家屋敷の軒先からは雨水が絶えずしたたり落ちていました.落ちる雨水が雪面に開ける穴がすらりと並んできれい.
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列になった物事には,なんか当たり前だけど"列"という意味が付着する.こういうのも量が質(アフォードする感覚)を変化させる一例だと思う.雨水が描く円が列になるとまた新しい意味が立ち表れる,そういう風に世界(と僕)ができている,そのことがすごいと思う.
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by patyakatya | 2006-03-08 22:23 | 偶然と必然